ゆめが浜 海浜公園

青い鳥が啄ばんでいったもの

したいことがない

たったそれだけのことを説明するのに、あとどれほどの時間をかけるのだろうか 

 

また、それを誰に、どうして説明する必要があるんだろう?

 

私の生活はいわば、プレゼンするものも、見せる相手もいないのに、スライドを作りつづけているのと同じだ。「したいことがない」、その8文字で済むことを精一杯大仰にみせるために、関係性や病気、他人の本を引用して文字数を稼ぐ。パラフレーズにつぐパラフレーズ。より深刻そうな言葉におきかえる。

 

でも、誰一人そんなものに興味はない。

私自身興味がない、つまらないから

 

このテキストもそうだ。説明することがないことを説明する、わたしに可能な自己言及は、もはやその程度しか残されていない。しぼりカスをかき集めて、なんとか人の形にするしかない。

するしかない?、だからなんのために。

他に、なにもしたいことがないからか